まりもの産後うつ闘病記

双極性障害(躁うつ病)を持つママが産後再発→精神科入院→産後うつ状態のプロセスを経て寛解に至るまでを綴ったブログです。

双極性障害 2人目問題で悩んでいる話 産むべきか産まざるべきか

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みなさんこんにちは、まりもです。

更新がかなり空いてしまいました!

 

今回のブログは、皆さんには何の情報もお届けせず、

ただ私が二人目を産むべきか産まざるべきか悩んでいる、

という話をしたいと思います(笑)

ただ話を聞いて欲しいだけですね(笑)

ブロガー(と名乗れるほどではない)にはあるまじき行為です。

 

特に助言を求めているわけではないのですが、

もしも同じ病気で同じように悩んでいる人、

悩んだ結果いずれかの選択肢を選んだ人、

良ければ経験談を教えて頂ければと思います。

 

なぜ助言を求めていないかというと、

同じ病気でもない人に

「産まない方が良いと思います」

など発〇小町のように助言されても、はいそうですかと

そう簡単には受け入れられないからです(笑)

 

自己中心的なのですが、よろしければお付き合いください。

 

目次 

 

2人目を産むべきか産まざるべきか、

産みたい私と産む自信がない、産むべきではないという私が

戦っていて結論が出ません(涙)

 

といいつつも、実は自分の中で結論は出ていて

ただ誰かに背中を押して欲しいだけのような気もしています。

私がなぜ悩んでいるのか、一つ一つ解説していきたいと思います。

 

2人目を産みたい理由

まず、私が2人目を産みたいなと思う理由は何かについて

一つずつ説明したいと思います。

元々二人産みたかった

子供を産む前、私がぼんやりと描いていた理想の家族像は

夫婦二人に、子供が2人、というものでした。

あくまで子供を産む前なので、妊娠・出産・子育ての

過酷さと自分の病気について何も理解していなかった、

甘く・無知で・若かった自分の妄想に過ぎないのですが。

 

ここから、「子供一人」の人生に設計図を描きなおすのは

結構勇気が要るなと感じています。

また、自分が兄弟がいる環境で育ったので、

なんとなく「子供は複数いるもの」という刷り込みが

働いています。

 

息子に夫のような男性に育ってほしいと思っていた

これも子供を産む前に私が思い描いていたことです。

 

私は優しく、マメで、女子供の世話を厭わない夫がとても好きです。

 

学生時代夫とマクドナルドでデートをしたのですが、

私が手や口をケチャップだかソースだかで汚した時、

何も言わずさっと紙ナプキンを取りに行ってくれたのを見て、

「この男、出来る・・・」と感じました(笑)

 

夫には歳の離れた妹がいるのですが、

私の今までの経験上「妹有り男性(姉無しがベター)」は

素敵な人が多いと感じます(私調べ)。

 

私個人の経験と偏見に基づく個人的な話ですので、

軽く聞き流してくださいね(笑)

 

私が思う、家に「姉無し・妹有り」の男性は・・・ 

家に身近に女がいるので、女性に慣れていないわけではない。

かといって姉がいる男性ほど女性の現実を見過ぎて幻滅もしていない(笑)

小さい頃からお兄ちゃんとして小さな妹の面倒を見てきているので、

「女の子に優しい男の子」としての振る舞いが自然に出来る。

女の世話・面倒を見ることが当たり前に出来る男性に育ちやすい。

 

と、勝手に思っています。

繰り返しますが、エビデンスのない、私個人の偏見です。

 

なので、私の理想の家族は夫の家族。

優しいお兄ちゃんと、可愛い妹が一人ずつ。

息子には夫のような、優しい男の人に育ってほしい。

 

子供を産む前はこう思っていました。

 

まぁ一人っ子でも優しい子供に育つかもしれませんが。

 

なんとなく息子に兄弟がいた方が良い気がする

一人っ子のほうが親の愛情も資源もすべて独占することが出来ると思うので、

一人っ子に対してネガティブな感情は特にありません。

しかし、私たち夫婦が老いてからの負担が一人に集中してしまうのは

やはり可哀想な気がします。

 

出来る限り子供に迷惑をかけたくはありませんが、

老いるとどうしても負担や迷惑をかけてしまうと思います。

 

介護や葬式の話を「どうする?」と相談出来る

妹or弟がいた方が良いのでは、と思っています。

 

産むのを諦めるのは病気に負けた気がする

2人目を産むのを諦めることは、

やはり病気に負けたような気がします。

 

自分と子供の命を守る判断なので、

本当はそんなことはないとは思うのですが…

 

また、2度の闘病経験から、私なりに色々な知見を得ました。

次の出産ではその知見を活かして、

再発なくハッピーな出産・育児をしたいという気持ちがあります。

 

やらずに後悔よりもやって後悔、の経験則

今までの経験上、何か迷ったり、ぼんやり「〇〇してみたいな…」と思ったときは

やった方が後々後悔しないケースが多いです。

 

なので、今回も「産むのを諦めると後々後悔しそうだ。

2人目を無事産み育てることで自分の克服体験としたい」

という気がしています。

 

2人目を産むのをためらう理由

ここからは、私が2人目を産むのを躊躇っている理由を

書きたいと思います。

高い双極性障害の再発リスク(自殺リスク)

私の場合、双極性障害の再発リスクは非常に高いです。

双極性障害は再発を繰り返すと、再発までのスパンが短くなり、

再発率はどんどん上がっていきます。

 

また、私の場合再発リスク=自殺リスクとも言えます。

過去2回、病気の発症時には「希死念慮」の症状が現れ、

自殺を図ろうとしています。

詳しくはこちら。

 

marimomental.hatenablog.com 

marimomental.hatenablog.com

 

 

自殺に注意すべき人にはいくつか特徴があるらしいのですが、

「過去に自殺未遂を図った人」はそのうちの一つです。

要は、自殺未遂をする人というのは、

繰り返すということなのだろうと解釈しています。

 

このリスクがある私にとって、次の妊娠・出産・育児は

本当に命がけです。

 

今は本当に元気いっぱいで、外から見たら

「普通の人(むしろ明るく社交的で活力に満ち元気で仕事バリバリこなしてる)」

なんですけどね。

そんな人間が、鬱になって自殺を図ろうとするのですから、

本当に恐ろしい病気なんです。

 

夜勤(夜間授乳)が出来ない

これは母親としては致命的なのですが、

無事2人目を産んだとしても、

私は夜勤(夜間授乳)が出来ません。

 

病気の再発を防ぐために、産んだ瞬間から

睡眠導入剤を飲んで夜はぐっすり眠らないといけません。

再発防止には睡眠、規則正しい生活が重要な病気なんです。

 

故に、家族のサポートが必須となります。

夫には数か月育休を取ってもらうか、

実家に数か月滞在して実母に夜間授乳を手伝ってもらうか。

 

夫には頼みやすいですが、正直実母には頼みにくいです。

なので、第2子を産むか否かは、

夫が長期の育休を取れるか否かに関わって来るかな・・・

と思っています。

 

とはいえ、さすがの夫も数か月育休を取ることは

ためらいがあるようです。

 

薬の影響

双極性障害は「寛解(良くなること)」となっても

薬を飲み続ける必要があることが多い病気です。

これを維持療法と言い、私もすっかり元気ですが

未だに薬(オランザピン)を飲み続けています。

 

今の状態ならば飲むのを止めても精神的には問題ないとは

思いますが、もしも妊娠中も飲み続けるようにと

医師から指導されてしまうと、

胎児への影響が0ではないので心配されます。

 

無事出産したとしても、もちろん母乳ではなくミルク。

産んだ瞬間から服薬するとすると、

初乳さえ与えない可能性が高いです。

 

双極性障害の遺伝リスク

残念ながら双極性障害は遺伝する病気と言われています。

諸説あるのですが、片方の親が双極性障害だった場合

子供に遺伝する確率は10~30%。

 

将来もし自分の子供がストレスにさらされて

同じ病気を発症してしまったら・・・?

 

私の場合は運よく数か月で寛解出来たけれど、

もし発症した子供が何年も鬱に苦しめられたら・・・?

 

万が一自殺なんてしてしまったら・・・?

 

私はきっと子供を産んでしまった自分を責めるでしょう。

 

育児に対するキャパシティが小さい

これも大きな問題だと思っているのですが、

私はあまり育児が得意なタイプではないなと感じています。

 

キャパシティが小さいというか、器が小さいというか・・・

 

すぐにイライラしてしまうんですよね。

 

今子供一人で精いっぱいなのに、子供が2人もいて

果たしてうまく育てられるのか?

という不安があります。

 

保育園問題

一人目は育休中にも関わらず、子供を保育園に預けていました。

詳しくはこちら。

 

marimomental.hatenablog.com

 

もし二人を産むとしたら、さすがに次は「疾病・療養」では

預けたくないなと思っています。

 

自治体や保育園に「また?」「病気なのに二人目産んだの?」

と言われるような気がして。

 

何としてでも次の子は、自分で育てたいですが、

「健康なお母さん達のように自分も自分で一日中家で子供の面倒を

見られるのだろうか」という不安があります。

性別の希望

性別の話は聞いて嫌な気持ちになる人もいるかもしれません。

皆さん全員の気持ちや皆さんのお子さんの性別を考えて

話をするわけではないので、

どんな話をされてもイラっとしない自信がある、

一人のお母さんが個人的希望を話している、

と理解してくださる方のみ、よろしければここから読み進んでください。

 

先にも書いたように、私の希望は「男の子一人、女の子一人」です。

うまく授かるかわからないのですが、

もし次も男の子だった場合、「がっかりしてしまう自分」が

きっと顔を出すと思います。

正直な一人の母親の気持ちと理解してくださると助かります。

 

がっかりしてしまうのは子供にとって失礼な話だと思います。

とはいえ、次が男の子だったとしても、

絶対に可愛く愛する自信はあるんですけどね。

 

でも、なんとなく「次が男の子でも女の子でも

どちらでも良い!」と思えないのならば、

2人目を産むのはやめておいたら?という気もします。

 

パワフルな男の子2人育てられるの?

と自信がないのも事実です。

女の子でもめちゃくちゃパワフルで手がかかる子かもしれないですけどね。

 

産むか産まざるべきか 決断の期限

産むならば〇歳までに、と決めている期限があって、

そのタイミングに妊活を始めるならば

決断は今年中にしなければならないということが判明しました。

 

あと5か月ぐらいです。

 

どうやって決めたら良いのか、わかりません。

 

 同じように悩んでいる方、

悩んだ結果いずれかの選択をした方、

よろしければ教えてください。

 

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