まりもの産後うつ闘病記

双極性障害(躁うつ病)を持つママが産後再発→精神科入院→産後うつ状態のプロセスを経て寛解に至るまでを綴ったブログです。

精神科入院生活を少しでも楽しく・快適に過ごす10の方法 うつ病・産後うつ・双極性障害

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こんにちは。まりもです。

 

楽しい週末はすぐに終わってしまいますね。

また一週間があっという間に過ぎていくんだろうなぁ。

 

さて、今回の記事は、「精神科入院生活を少しでも楽しく・

快適に過ごす10の方法」というテーマで記事を書いてみたいと思います。

 

なんてニッチな記事なんでしょう!(笑)

この記事を必要としている人はいるのだろうか!

きっとこの記事を本当に必要としている人はそれどころじゃなくて、

ネットで「うつ病 精神科 入院 楽しく 過ごす方法」なんて

検索しないと思うけど(笑)

まぁいいんです。

 

では、行ってみましょー!

 

精神科入院生活を楽しく・快適に過ごす10の方法

  1. 精神科への入院を前向きにとらえる
  2. 素直に医療従事者の言うことを聞く
  3. 積極的に入院仲間とコミュニケーションを取る
  4. 積極的にレク(作業療法)や体操に参加する
  5. 廊下を歩いたり、筋トレをするなど体力作りをする
  6. インスタントコーヒーやハーブティー・紅茶のティーパックを持ち込む
  7. あらゆる要望事項は看護師ではなく、医師に伝える
  8. お気に入りのものを持ち込んでテンションを上げる
  9. 制限の中で持ち込めるものを考え、医師に提案する
  10. 食事やおやつを充実させる

 

解説します。

 

1.精神科への入院を前向きにとらえる

これが一番難しいのですが、一番大切な気がします。

 

入退院を繰り返しているベテランはともかく、

初めて入院する人は抵抗があるものです。

私のように「強制的に」入院させられることも

往々にしてあります。

 

そこで、「よし!この機会に病気を治すぞー!」と

前向きにとらえることが出来れば、

入院生活はきっと実りあるものになるし、

病気の回復も早いと思います。

 

貴重な経験だと思いますよ。

経験したくても、多くの人は経験できないですから。

 

そこで見聞きしたものを退院してから

私のようにネタにしながら生きるもよし、

(プライバシーへの配慮をお忘れなく)

一人ひっそりと心の中にしまいながら生きるもよし。

 

仕事しなくていいんです。

育児しなくていいんです。

家事しなくていいんです。

何にもしなくていいんです。

 

上げ膳据え膳で、

毎日ただ、きちんと「寝る・食べる・薬を飲む」。

これさえしていればあとは自由に過ごしていいんです。

 

せっかくの機会ですから、ぜひ前向きにとらえてほしいです。

 

2.医療従事者の言うことを素直に聞く

 

強制的に入院させられた場合や、

現在の治療方針に納得がいっていない場合

難しいこともあるかもしれませんが、

医療従事者の言うことは素直に聞いた方が良いです。

 

反発したり、言うことを聞かないと、

怒られて嫌な気持ちになります。

学校の先生に怒られる小学生みたいな

懐かしい気持ちですよ(笑)

 

また、反発しているとなかなか退院出来なくなると思います。

下手すると、保護室送りです。

保護室についての詳細はこちら

産後うつ闘病記 精神科入院生活5 精神科閉鎖病棟の設備

また、病気の治りにも関係してくると思います。

 

「あの看護師さん嫌い」等の私情もあるとは思いますが、

そこは冷静に、大人の振る舞いを。

 

3.積極的に入院仲間とコミュニケーションを取る

 

人とコミュニケーションを取ることで

体調が悪くならない場合が前提です。

体調が悪くなる人は、無理をしないでください。

 

最初は入院患者が怖いと感じるかもしれませんが、大丈夫です。

みんなお互い最初はそう思っているし、

実際は本当に怖い・ヤバイ人はそう多くはありません。

 

他の患者に危害を与えそうな人はなかなか一緒にはなりませんし、

看護師さん達が目を光らせていてくれるので大丈夫です。

 

体調が悪くネガティブな方に引きずられそうな人とは

適度に距離を置いてください。

 

どうしてここに来ることになったか、など病気のことは

本人が話してくれるまではあまり自分から掘り下げない方がいいですね。

 

もし話してくれたなら、それぞれ色々な事情や病気があって

聞いていると面白く勉強になりますよ。

 

それぞれ色々な特技があったりして、

時間のある入院期間中にその特技を教えてもらったり。

例えば私の場合は、レクで行う作業が得意な人の作品に感銘を受けたり、

将棋が得意な人から将棋のさし方を教えてもらったりしました。

 

4.積極的にレク(作業療法)や体操に参加する

 

作業療法や体操には積極的に参加した方が楽しいですよ。

 

特に作業療法の場合、男性は少し抵抗があるみたいです。

私が入院していた病院では、女性はほぼ全員がレクに参加するのに対して

男性はほとんど参加していませんでした。

 

「あんな工作作業は女がするもの」

「女性達の中に男である自分が混ざるのは恥ずかしい」

という思いが多かれ少なかれあるのではないかと思います。

 

まぁそう言わず。いいじゃないですか。

小さなプライドは捨てて、一緒に楽しくやりましょう。

その作業をするの、人生の中できっと最初で最後ですから。

 

5.廊下を歩いたり、筋トレをするなど体力作りをする

 

以前ブログ

産後うつ闘病記 精神科入院生活12 「躁」の静め方・退院決定・薬の追加

にも書いたたように、入院生活が長くなると

本当に体力が落ちます。

退院後大変なので、入院中時間があるうちに

運動をしておいた方がいいですよ。

もちろん体調にもよるし、うつ状態がひどい人は

そんなエネルギーが湧かないとは思いますが。

 

廊下の歩き方にも色々あって、

入院仲間と話ながら歩いても良いし、

一人黙々と歩いても良い。

 

この線の上を歩く、などと決めている人もいました。

その人は元大工さん。

大工さんは細い板の上を歩けないと仕事にならないんだと

教えてくれました。

 

6.インスタントコーヒーやハーブティー・紅茶のティーパックを持ち込む

 

ホッと落ち着くし、気分転換になるので。

 

ただ、ノンカフェインのものが好ましいです。

眠れなくなると困るし、カフェインの過剰摂取は

双極性障害には良くない、などのデータがあるらしいので。

 

これがお気に入り↓

持ち込みには許可が必要なので、

医師に(看護師にはダメ)確認してみてください。

カフェインのことも併せて聞いてみてください。

 

私が入院していた病院は、自動販売機がありましたが

購入できるのは10時と15時の決められた時間のみでした。

 

それ以外になにか飲みたい場合は、給茶器があって、

水・お湯・お茶 ならいつでも飲めるようになっていました。

 

入院中は、考えが至らなかったけれど、

上記飲料の持ち込みを交渉してみても良かったかもしれないな。

もし許可が降りたとしても、

許可が降りない人に配慮してこっそり

自分の部屋の中のみ可、とかかもしれないけれど。

 

問題は、マグカップが許可されていないこと。

紙コップを差し入れしてもらうか、売店で購入すると

問題は解決しそうですね。

 

7.あらゆる要望事項は看護師ではなく、医師に伝える

 

基本的に看護師さんは裁量があまり認められておらず、

医師が許可した範囲内でしか患者の要望に答えられません。

 

このことに気づくのが遅かったので、

それまで色々看護師さんに要望を言ったりして

迷惑をかけてしまったし、

「NO」を言われてストレスを感じることが多々ありました。

 

医師が許可していないことは、何を言っても看護師さん達は

(私たちじゃなくて先生に言ってよ・・・)

と思いつつ、

「NO(許可出てないし)」か、

「先生に確認しとくわね」になってしまいます。

 

それが色々医師に直接要望を出すと、案外あっさり

「許可出しときますよ~」となって拍子抜けしたものです。

 

あらゆる要望事項は看護師ではなく医師に。

これは精神科入院ライフを快適に過ごすための鉄則とも言えます。

 

もちろん、体調面など気になることは

看護師さんに伝えてくださいね。

 

8.お気に入りのものを持ち込んでテンションを上げる

 

精神科入院では本当に色々なものが制限・禁止されるので

ストレスがたまります。

そこで、逆の発想で持ち込み許可されているものを

自分のお気に入りのものにしてしまいましょう。

 

お気に入りのパジャマやスリッパ。

いつもは使わない高価な基礎化粧品やシャンプー・コンディショナー、

ボディークリームなどを持ち込んで美容月間にするのもいいですね。

 

病院にもよると思いますが、匂いつきのハンドクリームなどは

禁止されることがあります。

匂いに敏感な人がいるためとのこと。

私は香りつきのハンドクリームを最初は禁止され、

途中からは自室のみ使用を認められるようになりました。

 

9.持ち込めるものを頭を使って考え、医師に提案する

 

私は最初スマホが禁止されていたので、

暇で暇で仕方がありませんでした。

目が見えなくなっていたので

本も雑誌もじっくりは読めなかったし。

 

でも、このブログを書きながら、

ラジオは言えば持ち込めたんじゃないの?とか

DVDプレーヤーはもしかしたら大丈夫だったかも。

など色々気づいてしまいました。

気づくのが遅かったー・・・

PCを持ち込む人もいるみたいですね。

 

これはそれぞれの症状によるのでなんとも言えませんが、

ルールの穴を狙って、これはいいですか?と医師に確認してみてください。

 

私が今なら持ち込みたいのは、これ↓

 単調な日々の中で、食事とおやつが毎日とても楽しみでした。

 

食事をちょっとアップグレードしたり、

おやつをこだわるだけで毎日楽しみが増えると思います。

 

 以上です。

 

「私には関係ない話~」なんて思っていても、

いつ自分が・家族が精神科に入院することになるか

わかりませんよ。

 

そのときは是非参考にしてくださいね~(笑)