まりもの産後うつ闘病記

双極性障害(躁うつ病)を持つママが産後再発→精神科入院→産後うつ状態のプロセスを経て寛解に至るまでを綴ったブログです。

産後うつ闘病記 精神科入院生活6 産婦人科での検診と産後の体調

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こんにちは。まりもです。

 

今日は家族で今まで行ったことのない公園を開拓してきましたー。

子供がようやくあんよを始めたので、

我が家の公園巡りが始まりました。

広い公園でとっても良かったです。

広い公園が近くに沢山あるのは田舎の特権でしょうか。

 

ところで毎回ブログの本編の前にこういう小話をはさんでいるのですが、

要らないですかね?

要らなかったらやめようと思います(笑)

 

今回の記事では、精神科入院中に産婦人科で検診を受けた話と、

産後の体調の話をしたいと思います。

 

産婦人科での検診

 

わたしは産婦人科での1週間検診を受ける前に

精神科に入院となりました。

 

精神科の先生に、

「産後一度も検診を受けていないので

自分の体がどうなっているか心配だ。検診を受けたい。」

という話を何度もしました。

 

「からだの心配事を取り除くのが治療に有効である」

と判断していただいたのでしょう。

入院後、数日すると

「まりもさん、産婦人科に検診を受けにいきましょう」

と看護師さんが呼びに来てくれました。

 

なぜか一番体の大きな男性看護師さんが付き添ってくれました。

このときは深く考えなかったのですが、

今考えてもなかなか不思議な担当です。

うーん・・・やはりわたしがまだ情緒不安定で、

何をしでかすかわからない新入りだったからかなぁ・・・?

逃げたり、暴れたりするのではという不安があったのでしょうか・・・?

 

同じ病院内とはいえ、

入院してから初めて「精神科閉鎖病棟」から出た日でした。

いつもよりも情報量が多くて、少しパニックになり、

わたしは男性看護師さんの腕を掴ませてもらって

一緒に歩きました。

 

「こんな姿を他の患者さんに見られたらどうしよう」

と不安でしたが、幸いその時間は患者さんの少ない時間帯でした。

もしかしたら外来が終わった後だったのかもしれません。

 

別の階にある産婦人科の外来に着きました。

内診もあるので、男性看護師さんには外で待っていてもらいました。

 

中にいたのは、優しそうな女性の先生。

女医さんでほっとしました。

たまたまなのか、精神科の先生(or 看護師さんということもあり得る?)の

配慮なのかはわかりませんが、優しそうな女性の先生で安心しました。

 

女性の中にも、「別に女医さんじゃなくてもよい」という人も

いるとは思いますが、やはり産婦人科に関しては

多くの女性が女医さんの方が安心だなと感じると思います。

理由はまぁ、言わなくてもわかるでしょう。

 

内診をして、お腹にもう赤ちゃんはいないのに、

なぜかエコーの写真をくれました。

 

「なにも問題ないですよ」

 

と優しく言ってくれた女医さん。

また、そのエコーのサラサラした優しい肌触りが

なぜかとても嬉しくて、わたしはボロボロ涙を流しました。

 

初めての産後。

自分の体に起こることが目まぐるしく変わっていくことが

不安で不安で仕方がなかったので、

「問題ないですよ」といわれて心底ホッとしたんです。

 

わたしはボロボロ泣きながら、

大きな男性看護師さんの腕につかまりながら閉鎖病棟に戻りました。

 

後に「1ヶ月検診はしなくてもよいのですか?」

と精神科の先生に聞き、精神科の先生から産婦人科の先生に

確認してもらいましたが、

「1週間検診(の代わりのもの)で問題なかったので

もう検診の必要はないでしょう、とのことでした」

との回答を得ました。

 

少し不安でしたが、ここは納得することにしました。

産後は赤ちゃんのことだけでなく、

自分のからだのことも何かと不安がつきません。

 

産後の体調

産婦人科で「問題ないですよ」と言われたものの、

その後わたしの体は問題だらけでした。

しかし、その問題は大体のママ達が経験することだと思います。

 

歯の痛み

 産後数日後から奥歯が痛いな・・・

と感じていました。

その後発狂したり、

産後うつ発症までの経緯5 退院後5日間一睡も出来なかった私が発狂し、家を飛び出すまで - 産後メンタルクライシス

強制入院させられることになって

産後うつ発症までの経緯8 精神科に強制入院させられる - 産後メンタルクライシス

バタバタしていたので気を留めていませんでしたが、

どうも奥歯が痛い。

痛くて痛くて仕方がない。

 

出産でいきむ時に奥歯を噛み締めるように言われるのですが、

その際にダメージを負ったんですね。

出産は無痛分娩でしたが、それでもいきむときは

奥歯に力を入れるので、歯がやられました。

産後うつ発症までの経緯1 無痛分娩出産レポと無痛分娩のメリット・デメリット - 産後メンタルクライシス

 

「妊娠・出産で歯が悪くなる」

と聞いたことがありますが、

こういうことかと納得しました。

 

「出産でいきむときに奥歯に力を入れるから、

歯を痛めるよ」

って、もっと具体的に教えておいてよ・・・

どうやら出産の際に歯が欠ける人もいるそうですね。

 

あまりに痛くて看護師さんに、

「この病院は総合病院ですよね?

歯科が入っているのならば受診させてください」

と訴えたのですが、この訴えはスルーされました。

 

何日か経つと自然に良くはなっていきましたが、

どなたか対策をご存じでしたら教えてください。

ガムを噛んでいればましなんじゃないかと思ったけれど、

誤飲の危険性があって危ないからだめらしい。

ならば、せめてタオルや細長い紐を

噛ませてもらえないものか。

なにかクッションがあれば、

かなりましだと思うのですが・・・

 

首・肩・腕の痛み

 

これも退院直後から認識していたものです。

痛くて痛くて痛くて仕方がない・・・

 

幸い、この訴えには「湿布を貼ったら?」という

看護師さんの提案で湿布を出してもらうことが出来ました。

 

「湿布を貼ればいい」

 

なんていう単純なことに気づかなかったのです。

 

湿布を出してくれてからは、

本当に楽になりました。

数に限りがあるので、小さく切って大切に使っていました。

 

それでも、わたしは入院中で母乳をやる環境になかったから

抵抗なく湿布を貼れましたが、

母乳をやっていたら湿布も種類によっては

気を付けなければいけませんよね。

みなさんどうしているのでしょうか。

湿布は産婦人科で出してもらえるのかわかりませんが、

退院時に先生に言って授乳中使用可のものを出して

おいてもらうべきだと思います。

 

OMATAの痛み

 

OMATAも痛くて仕方がなくて、

いつも円座クッションを持ち歩いていました。

 

男性患者には「?」だった様子でした。

 

「痔なのかな?」と思われたらいやだなと思っていましたが、

結局1ヶ月ぐらいは使い続けていました。

 

大変お世話になりました↓

骨盤サポートクッション

骨盤サポートクッション

 

 

(カエレバが使いこなせず・・・)

 

無痛分娩とはいえ、産後は本当に満身創痍・・・

これ、普通分娩だったらもっとしんどいのでしょうか・・・

 

「女は楽でいいよな」

 

って思っている男性の方、沢山いると思います。

 

出産をして心身共にボロボロになった女性を目の前にしても、

同じことが言えるでしょうか?

 

命を産み出すって大変なんです。

 

母は偉大です。 

 

 

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