産後うつ闘病記 精神科入院生活７ 食事と服薬・副作用 アカシジア・日中の眠気
こんにちは。まりもです。
この週末で子供のあんよの歩数がぐーんと増加しました！
ようやく２足歩行の「ヒト」になりつつあります。
成長していくのは嬉しいけれど、
きっとハイハイの頃が懐かしくなるんだろうなぁ。
さて、今回の記事は入院中の食事と服薬について書きたいと思います。
入院中の食事
食事は以前も述べたように、全員談話室で集まって食べるスタイルでした。
中には部屋にこもったまま、一度も談話室には出てこないで
部屋で食事を取っている人もいたけれど、
どういう症状や事情だったのかなぁ。
食事はA食とB食の２種類が選べました。
A食は少し質素で安く、
B食は少し豪華になる分料金は上乗せされていました。
それでも数十円の違いだったような気がします。
わたしは、ほとんどいつもB食を選択していました。
病院食は、通常おいしくないものだと思いますが、
こちらの食事はなかなかおいしかったです。
「精神科」の食事なので、それほど減塩などされていないのでしょうか。
他の科で食事を食べていないので、この点はわかりません。
ご飯の柔らかさが選べたり、量が足りない男性にはプリンのデザートが
ついていたりと、一人一人に合わせた食事内容でした。
食事を用意する人達は大変ですよね。
配膳は看護師さんが行ってくれました。
談話室でみんなが椅子に座っていると、
一人一人配ってくれました。
テレビは消されるし、食事中に話すとキレる老人がいるので
みんな静かに食べていました。
そこで唯一聞こえる声は、以前ブログでも紹介した
産後うつ闘病記 精神科入院生活２ 精神科閉鎖病棟の患者たち - 産後メンタルクライシス
摂食障害を抱えた高齢女性と看護師さんが戦う声のみ。
女性「わたしなんかが食べていいんでしょうか・・・」
看護師さん「食べなさい」
食事中延々とこのやり取りが聞こえます。
美味しい食事も美味しくなくなりそうなこの環境・・・
みんなとおしゃべりしながら、食べたかったなぁ・・・（笑）
食べ終わった後は、各自トレーを台車に持っていきます。
その際、看護師さんがどれだけ食べたかをチェックします。
看護師さん達は各患者がどれだけ食べたかを記録しなければ
ならないみたいでした。
わたしは白米を残す癖があるのですが、
なるべく食べるようにとよく注意されました。
興味深かったのは、看護師さんがスプーンの数を数えることです。
スプーンが必要な患者さんには、スプーンを配ります。
食後、きちんとスプーンが回収されたかを確かめるために
看護師さんたちがスプーンの数を数えるんですね。
そのスプーンの数が合わなくて、看護師さんたちが
慌てているシーンに出くわしたことがあります。
入院仲間と、なんでかなぁと話をしていたのですが、
「スプーン隠し持ってて、飲み込んだりする人がいるからじゃない？」
と言っていました。
そうなのかな？（笑）
ご存じの方いらしたら教えてください。
もしかするとただの紛失防止で、深い理由はないのかも。
服薬
食事が終わったら、服薬の時間です。
なので食事が終わっても、全員そのまま椅子に座っていなければなりません。
一人一人、プラスチックのケースに入った薬が配られます。
それを看護師さんの目の前で、きちんと飲まなければなりません。
一人が飲んだら、次の人に薬が配られる、という感じです。
わたしが飲んでいたのは、エビリファイ24mgと子宮収縮剤。
また、晩御飯の後には、睡眠導入剤としてブロチゾラムを0.25mg
飲んでいました。
薬を飲んだら、５分間は椅子に座ってじっとしていなければなりません。
理由を聞いたら、急激な副作用が出ないかをみる必要があるため、
だったような。
副作用
エビリファイの副作用 アカシジア
最初のうちは、５分間普通に椅子に座っていられたのですが、
５分が長く感じられて苦痛で苦痛で仕方がありませんでした。
「アカシジア」とはエビリファイやその他抗精神病薬の副作用として
出る可能性があるもので、静座不能、つまりじっと座っていられない、
という症状です。
服薬後の５分が長かったし、レクで座っていることも
入院後半は出来なくなっていきます。
そういえば、食事中は立ち上がることなく座っていられたなぁ・・・
わたしの食欲がアカシジアに勝ったのでしょうか（笑）
副作用シリーズについては、次回以降詳しく書きますが、
これは不快な症状でした。
これが出ていると、「ああ、自分はおかしい」とものすごく感じました。
「じっとしていることが出来ない」なんて文字にすると
大したことないように思えますが、本当に本当に
不快な症状でした。
今アカシジアでお悩みの方、大丈夫ですよ。
その薬を飲み終わったら、その副作用は絶対に止まります。
日中の眠気
また、ブロチゾラムの副作用・・・というか
効果が日中も残って日中も眠いことが多々ありました。
あまり昼寝をしてしまうと、夜眠れなくなるので
なるべく起きておいてと言われましたが、
眠くて眠くて仕方がなかったです。
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