まりもの産後うつ闘病記

双極性障害(躁うつ病)を持つママが産後再発→精神科入院→産後うつ状態のプロセスを経て寛解に至るまでを綴ったブログです。

産後うつになったので育休中にも関わらず、子供を保育園に預けています

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こんにちは。まりもです。

 

三連休ってうれしい楽しい大好きー♪

今日もパパと三人で過ごせるなんて。

 

旅行に行くのもよいですが、

近場で過ごすのもゆっくり出来てなかなか良いなと

気付けた週末でした。

(普段は旅行に行くタイプ)

 

さて、今回の記事では、産後うつになったので、

(正確には産後双極性障害を再発させたので)

育休中にも関わらず子供を保育園に預けている話をしたいと思います。

 

保育園に通わせることになった経緯

私の子供は今1歳半。

4月から保育園に通わせているので、

8か月の頃から通っていることになります。

(計算合ってるかな笑?)

保育園に行き始めてからもうすぐ一年が経とうとしています。

 

育休中にもかかわらず保育園に預けるという選択は、

「私に一日中育児をさせられない」という夫の判断であり、

適度に子供と距離を置くことで症状の再燃を防ぐのが目的です。

 

私がうつ状態だった時に、この判断をしたのですが、

育休中なのに、

もうそんなにひどい症状ではないのに、

子供を保育園に預けられるはずはない、

と思い込んでいました。

ネガティブな方に思い込む時点で全然ひどい症状なんですけどね(笑)

自覚がないんですよ。

 

また、私には母親は出来ない、と言われているような

気がして、

「保育園に預けないで私に育児をさせて欲しい」と

夫に懇願したこともありました。

 

しかし、夫は「健康なお母さんでさえ育児は大変なのに、

君には無理だ」と頑として譲りませんでした。

 

そして、夫が自治体や保育園に入念に根回ししたおかげで、

本当に子供を保育園に預けることが出来ました。

 

診断書の提出

私の現在保育園への申請カテゴリーは

「疾病・療養」にあたります。

「就労」ではありません。

 

「疾病・療養」で保育園に申し込むためには

自治体には診断書を提出しなければなりません。

 

医師が書いてくれた診断書の病名は「産褥期感情障害」

(双極性障害じゃないんですね。

でもこちらの病名にしておいてくれて感謝しています。

なんとなく、保育園関係者に「産後の一時的なもの」と

思っていただけるかな、という淡い期待故…)

 

診断書には、「今後も病状再燃の怖れが強く、

行政による子育て支援(預かり保育)が強く望まれる」

と書いてくれました。

この一言があると、自治体としても手続きしやすいようでした。

さすが先生!

 

当初は抵抗しましたが、今は夫の指示に従って

本当によかったなと思っています。

 

お陰で症状が再燃することなく、

約一年間ゆっくり療養し、

社会生活のリハビリをすることが出来ました。

 

ママ業は時短どころか、パートタイムですが、

限られた時間の中で子供に

「より良い母親としてのサービス」を提供できるよう

努めていました。

(過去形にしたのは、最近サボり気味だからです…

初心を忘れないようにしないと…)

 

同じような病気になって、

保健師さんや家族から子供を保育園に預けることを勧められても、

ためらっている人もいると思います。

理由は色々だと思いますが、世間から

「甘えている」とか「ずるい」と言われることを

気にしているならばそれは無視した方がいいです。

 

なぜならば、もし症状が悪化して

あなたが自殺したり、

子供を虐待したとしても、

その人たちは何の責任も取ってくれないからです。

 

あなたと子供の命と健康に責任を持てるのは、

あなただけです。

 

誰もあなたを自殺したり、

子供を虐待したりする母親にはしたくないし、

 

あなたの子供を母親のいない子や、

母親に虐待される子にはしたくないはずです。

 

産後メンタルが不安定なママ達には、

一考に値する選択肢だと思います。

 

もちろんお金はかかりますが、

命が守れると思えば安いものではないでしょうか。

 

自治体に相談してみると、案外親身になって

聞いてくれるかもしれません。

なぜならば、最悪のことが起こった場合、

困るのは彼らでもあるからです。

 

私の住んでいる自治体は、さほど待機児童問題が

ひどくないのでラッキーだったということも言えます。

 

私は保育園に預けさせてもらったおかげで、

子供を今日まで育てることが出来ました。

 

もし子供を保育園に預けず毎日一緒にいたら、

病気をぶり返してしまったか、

子供に手をあげていたと思います。

 

本当に一日中家で子育てをしているお母さんたちは

すごいと思うし、尊敬します。

なかなか出来ることではありません。

 

専業主婦でも気軽に子供を保育園に預けられるような

世の中になるとよいですね。

 

人にもよるとは思いますが、

24時間母親業は疲弊してしまいます。

 

次回、育休中の過ごし方について書きたいと思います。