まりもの産後うつ闘病記

双極性障害(躁うつ病)を持つママが産後再発→精神科入院→産後うつ状態のプロセスを経て寛解に至るまでを綴ったブログです。

産後うつ発症までの経緯2 私が産後うつを発症した6つの理由

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こんにちは。まりもです。


昨日はショッピングモールに出掛けるために
車に乗った途端に子供が寝てくれたので助かりました!
ショッピングモールの中のスタバでブログを書くことが

出来ました(^^)

子連れだけど仕事してる風、です(笑)


書き溜めておかないと、年末年始ダラけてサボってしまいそうなので。
ブログを始めてから、ブロガーさんでもyoutuberでも、

毎日なにかを更新している人ってすごいなと
思うようになりました。

 

この記事では、私が産後うつを発症した主な理由を

書きたいと思います。

 

 私が産後うつを発症した6つの理由

  1. ホルモンバランスの変化
  2. 家族の初孫フィーバー
  3. 祖母による3つの呪い 初乳・骨盤矯正・冷えとり
  4. 忙しい入院生活
  5. 育児の勉強不足
  6. 育児グッズの勉強・準備不足

 

一つずつ解説しますね。

 

ホルモンバランスの変化

まずはじめに言ってしまうと、私の場合

これが一番の原因でした。

後で色々と他の原因を述べますが、

正直それらが何も無かったとしても

私は出産しただけで産後うつを発症したと思います。

(わたしの場合は厳密に言うと双極性障害の再発です。)

 

最近では、産後うつは「ホルモンバランスの変化」は

関係ないという人もいるので、よくわかりませんが。

 

私は出産した当日は産後ハイ状態で、

夜は不眠になりました。

前日もろくに寝ていないにも関わらず、です。

 

産後ハイ状態では、早口でペラペラと出産の時のことを

話しました。

産後ハイ状態は、軽めの躁状態とも言えます。

夜は一睡も出来ず、それに加えて

ナースステーションにいるはずの赤ちゃんの泣き声が聞こえたり、

赤ちゃんに胸を爪で引っ掛かれているような気がしたりと、

幻聴・幻覚が出るようになりました。

(後にこれは「術後せん妄」だった可能性あり、と判明します。)

 

産後2日目の夜も眠れなかったので、これはヤバイと思い

 看護師さんに睡眠導乳剤を出してもらい

ようやく眠ることが出来ました。

 

また、脳に異変を感じました。

ボーッとして看護師さんのミルトンの説明が理解できないのです。

 

看護師さん、一体なんの話をしているの・・・?

もっと、ゆっくり、話してくれませんか・・・?

 

授乳の仕方、だっこの仕方、オムツの換え方、沐浴の仕方、各お世話の記録の仕方、ミルクの作り方、消毒の仕方、骨盤ベルトの締め方など

ボーッとしている上にインプットすることが沢山あって、

私の頭は完全にパンクしてしまいました。

 

ミルトンは24時間に1回水を換える、

最低1時間浸ければ消毒完了、

などアバウトな時間でいいのに、

完璧にやろうと神経質になっていました。

 

ミルトンはこれです↓

ミルトン 専用容器

ミルトン 専用容器

 
ミルトン Milton CP チャイルドプルーフ 60錠 (哺乳瓶・搾乳器用 洗浄剤)

ミルトン Milton CP チャイルドプルーフ 60錠 (哺乳瓶・搾乳器用 洗浄剤)

 

 

家族の初孫フィーバー

 

これは本当に事前の打ち合わせミスが悔やまれるのですが、

家族の初孫フィーバーによるいくつかの対応ミスが

私のメンタルの状態を悪化させました。

例えばこのようなことです。

  • 出産した翌日に家族が打ち合わせなく訪問してきた。そのため睡眠が取れなかった。
  • 家族が訪問してきた際、連絡無く祖父母も病室に連れてきた。普段余計なことを言いがちな祖母が案の定余計なことを言って帰った。
  • 母親が予定していた時間外に病室に来ようとするなど、余計な動きをしたことで私の精神状態を悪化させた。

 

産後は本当にデリケートな時期です。

病室訪問一つとっても、細心の注意を払って、

きちんと事前に連絡をとるべきだと思います。

 

母が予定外の時間に病室を訪ねて来ようとしたとき、

私は後に述べるような忙しい入院生活に適応するのにいっぱいいっぱいで、

電話越しに病院中に響き渡るぐらいの大声で母を怒鳴りつけそうになりました。

感情をコントロールする力を失っていたのだと思います。

あんなにも怒りに震えた経験は今までありません。

 

祖母による3つの呪い 初乳・骨盤矯正・冷えとり

予定外に病室を訪問してきた祖母が、

私に3つの呪いをかけて帰りました。

 

初乳の呪い

せっかく「母乳の呪い」にかからないよう事前に

予習をしたにも関わらず、産後祖母が私に

「初乳の呪い」をかけました。

 

祖母「ちゃんと初乳は飲ませなさいよ。

   赤ちゃんに免疫をつけるとっても大事なものなんだから」

 

私はその言葉を聞いてから、授乳の度に

「初乳を飲ませないと・・・」と焦っていきました。

 

普段の状態なら、「あーまたばあちゃんがなんか言ってるわー」

と聞き流せるのに、その時は聞き流せなくなっていたんです。

「赤ちゃん 免疫」など産後の私にとっては最悪の

組み合わせの単語です。

 

初乳っていつまでに出る乳のことだっけ・・・?

産後3日目までの乳のことだったっけ・・・?

この子に免疫をつけさせないと・・・

初乳を飲ませないと・・・

でもおっぱい出ない・・・

 

看護師さんに聞くなり、Google先生に聞くなりすればよかったのに、

私は勝手に「初乳は産後3日目ぐらいまでの乳」と思い込み、

自分を追い詰めていきました。

(実際は産後5日まで、1週間まで、10日までと諸説あるそうです。適当やないかい。)

 

骨盤矯正

祖母「骨盤もきちんとケアしなさいよ。おばあちゃんなんてちゃんとしなかったからこーんなになっちゃったわよ。あっはっはー」

 

この一言により、私は落ち着いてからでいいものを、

慌ててトコちゃんベルトを産院で購入し、

骨盤ケアに神経質になり始めてしまいました。

トコちゃんベルト↓

トコちゃんベルトII 紺 Mサイズ

トコちゃんベルトII 紺 Mサイズ

 

 

冷えとり

祖母「体は絶対に冷やしちゃダメよ!」

 

この一言により、冷えとりにも神経質になってしまいました。

真夏の暑い中、靴下をはいていました。

 

思い返せば思い返すほど、普段から余計なアドバイスをしがちな

祖母の訪問は大失敗でした。

 

普段なら、はいはいと聞き逃せることが、

産後は聞き逃せなくなることがあります。

このような余計なことを言いそうな人間とは、

産後しばらくは距離を置いた方が良いです。

 

忙しい入院生活

 

入院生活は「ゆっくり体を休めることが出来る」なんて思っていたのは幻想でした。

実際は分刻みのスケジュール。

覚えなければいけないこと、やらなければいけないことは盛りだくさんで、赤ちゃんと一緒の時はものすごいプレッシャーを感じます。

 

この忙しい入院生活に適応しなければいけなかったことも、

私の精神状態を悪くしていきました。

 

育児の勉強不足

 

私は完全に育児の勉強不足でした。

おむつ換え、沐浴、授乳などは周りに新生児がいないので

練習できないのは仕方がないですが、

ミルク作り、消毒の仕方などはしようと思えば

予習が出来たのに全くしていませんでした。

これらをしていなかったために、

産後インプットが多く頭がパンクしていきました。

 

育児グッズの勉強・準備不足

 

 育児グッズも同様に勉強・準備不足でした。

搾乳器や乳頭保護器など何も知らず、

忙しい入院生活の間に調べたり、

買うのか借りるのか等を検討したりするのが大変でした。

メデラの搾乳器です↓

 メデラの乳頭保護器を使っていました↓ 

Medela メデラ コンタクトニップルシールド Sサイズ

Medela メデラ コンタクトニップルシールド Sサイズ

 

 

チャイルドシートも夫に任せきりにしていたので、

夫が不在の状態で退院しなければいけないときに

付け方がわからず、パニックになりました。

 

我が家はマキシコシを使っています↓

 

また、退院してからは親族から譲ってもらった哺乳瓶が

子供に合わず、

病院に電話をして指示してもらったものの、

勉強不足によりその指示内容がわからず、

パニックになりました。

(「母乳実感」と言われてわかりませんでした。)

 母乳実感の哺乳瓶です↓

 

産まれる前にもっと真剣に育児グッズと向き合っていれば、

パニックになることはなかったと思います。

 

このように、私は産後すぐメンタルに不調を感じ始めました。