産後うつ闘病記 うつ状態症状② 躁状態時の後悔・マイナス思考
こんにちは。まりもです。
ライブから帰ってきたら、
家の中が私が出かける前よりきれいになっていました。
病児のお世話、そして持ち帰った仕事をしながらの
この家事のクォリティ・・・
・・・やるな、夫よ。
うれしいけれど、負けたような、
悔しいような複雑な気分(笑)
さて、今回の記事では、うつ状態の症状②として
躁状態時の後悔・マイナス思考について書きたいと思います。
躁状態時の後悔
参考程度にお読みください。
これは結構深刻なもので、この症状によって
自殺してしまう人も双極性障害の人の中には多いようです。
わたしは、双極性障害という病気の中で、
一番辛いのがこの状態の時だと思います。
躁状態の時は、元の自分に戻ると、
思わず「あちゃー…」と言いたくなるようなことを
しでかしてしまいます。
自分ではあるけれども、自分ではない状態なんですよ。
今回の躁状態時に私がやらかしてしまい、
思いなら悩んだのは例えばこんなことです。
- 躁状態になったことで、精神科に入院してしまった
- そのせいで、産まれたばかりの息子に一ヶ月も母親のいない生活をさせてしまった
- 家族に暴言を吐いたり、友達に泣きついたりして迷惑をかけてしまった
- SNSに色んなことを書き込んで、恥を晒してしまった
などなど。
その他細かいことを挙げるときりがないぐらい。
通常なら、まぁそんなこともあるよねーとか、
大丈夫大丈夫〜と思えます。
しかし、この状態では既にうつ状態に入っているので、
マイナス思考が止まらず、ものすごい後悔と罪の念を抱くことになるのです。
マイナス思考
精神的に健康な状態でもマイナス思考はありますが、
うつの場合はそれが病的で、訂正がきかない場合が多いです。
ここでいう「訂正がきかない」とは、
「違うよ、そうじゃないでしょう?」と否定しても
決して受け入れないこと。
(大学の異常心理学の授業で仕入れたにわか知識です)
一種の妄想ですね。
他の人が聞いたらバカバカしく感じるようなことを、
うつ病患者は頭の中でぐるぐると考えています。
今回私が考えていたのは、
例えばこんなこと。
( )の中は普通の状態なら考えられることです。
- 実家に長くいるので、赤ちゃんの予防接種が受けられない。→ 赤ちゃんは保育園に入れないだろう。→保育園に行かなかった子供は、小学校に入れないにちがいない。→私の子供は教育を受けられない子供になってしまう!!!!
(実際は手続きすれば、実家の地域で予防接種を受けられる。
予防接種を受けないと保育園に入れないなんて一体誰のルール?
義務教育なんだから、別に保育園に行かなくても小学校には入れるでしょう?)
- 予防接種が実家地域で受けられるのはわかったが、自費で一回に何万も支払うので、どんどんお金が無くなってしまう。貯金が尽きて、一文無しになってしまうに違いない。
(お金は手続きをすれば後で自治体が払い戻してくれる。貯金が尽きるほど、
何回も予防接種があるわけではない)
解説・・・
このような妄想は「貧困妄想」と言って、うつ病によくある症状ですね。
- こんな病気になって、旦那に離婚されるに違いない。1年も育休を延長して、会社もクビになるだろう。私は大阪の某地区でホームレスとして生きていくしかないんだ。
(旦那は離婚しないと言っているし、会社も1年育休を延長したとはいえ権利の
範囲内なのでそんなことでクビにはならない。
大阪の某地区って、どんな発想よ・・・)
解説・・・本当に大阪の某地区について検索し、ホームレスとしての
生き方を調べていました。頭おかしいとはまさにこのこと。
うつ病患者の頭の中は、「人生詰んだ」ストーリーの
天才作家状態。
すぐに人生が詰むような思考回路になってしまうんですよ・・・
なぜ・・・?
健康な状態の時には決してならない思考回路になって、
とんでもないことを考えてしまう。
それがうつです。
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