まりもの産後うつ闘病記

双極性障害(躁うつ病)を持つママが産後再発→精神科入院→産後うつ状態のプロセスを経て寛解に至るまでを綴ったブログです。

産後うつ闘病記 うつ状態症状① 意欲の低下

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こんにちは。まりもです。

 

昨日のhyde さんのライブ、素敵でしたー。

 

しかし、実は直前にトラブルが!

なんと子供がインフルエンザになってしまったんです・・・

よりによってこのタイミングで・・・ 

 

病児保育?!緊急サポート?!

と焦りましたが、1時間かけて出勤した夫が

とんぼ返りしてくれたおかげで、

無事にライブを楽しむことが出来ました。

夫よ、本当にありがとう!

 

友人には「諦めるという選択肢がなさ過ぎて潔い。羨ましい。」と

皮肉を言いながら呆れられましたが…笑

 

だってだって、SS席のチケットに3万以上払ってるんです!

hyde さんの生誕地での50歳の記念すべきお誕生日ライブ、

子供のインフルエンザごときで諦められるわけがありません!

(もちろんマスク完備で参戦しましたのでご安心を。)

 

病気の子供を置いて仕事がある夫に迷惑をかけてまでライブなんて…

と批判されるかしら?笑

 

…ほっといてください!

(じゃあここに書くなよって感じですね笑)

 

さて、小話が長くなりましたが、

今回の記事からうつ状態の話に入りたいと思います。

 

まずは、症状① 意欲の低下です。

 

意欲の低下

退院してから、徐々にうつ状態に入っていきました。

 

私の場合は厳密に言うと、

「出産によって再発した双極性障害うつ状態」なのですが、

うつ状態の症状としては、産後初めてうつになった人とほぼ同じです。

 

うつ状態になってしまったのは、エビリファイ

飲むのをやめたのが悪かったのかもしれません。

 

また、入院中に多少改善したとはいえ、

関係が悪化していた実家の家族の元に帰った、

というのも悪かったのだと思います。

 

あるいは、ただ「双極性障害」の特性上

単純にうつの順番が回ってきただけかもしれませんが。

 

症状の一つが、あらゆる意欲の低下です。

 

食欲の低下

以前ブログに書いたように、

marimomental.hatenablog.com

エビリファイの副作用で咀嚼に問題を抱えるようになったのも手伝って、

ご飯を食べたがらないようになりました。

 

後に過食になっていくのですが、

このころは拒食気味で体重も落ちていたのではないかと思います。

 

身なりを気にしなくなる

また、うつ病あるあるの症状なのですが、

身なりを気にしなくなりました。

 

おしゃれなんて、一切気にしない。

化粧だってする気も起きない。

 

髪はいつもボサボサで、眉毛はボーボー。

服は基本的にはパジャマ。

仕方なく外に出るときは、適当なパーカー。

 

自分でも嫌になるぐらい、

どんどん醜くなっていきました。

 

お風呂に入りたくない

これもうつ病あるあるなのですが、

お風呂に入るのが億劫になりました。

 

最近気づいたのですが、うつ状態って

「生きることを拒否している」状態と言えると思います。

 

「お風呂に入る」という行為って、

元気な時は何も考えずに入りますが、

実は「明日生きる準備をする行為」なのです。

 

故に、「生きることを拒否している」うつ状態の時に、

「明日生きる準備をする」ためにお風呂に入るのって、

すごく矛盾しているんです

 

なので、うつ病の人ってお風呂に入るのが

億劫になるのではないかと思います。

 

病前は、私はお風呂大好きな人間で、

毎日一時間ほど長風呂するぐらいなんですよ。

今はもう元気なので夫に怒られるぐらい長風呂しています。

 

うつ状態の時は、私の意思では全くお風呂に入りたくないのに、

家族に促されて仕方なくお風呂に入っていました。

 

その時も、ジャポンと湯船に一瞬だけ浸かって、

頭などは洗いもせず、お風呂に入ったふりをしていました。

 

誰にも会いたくない

 

この状態になると、人に会うことが出来なくなります。

友人達とは全く会うことが出来ず、連絡などはしませんでした。

自分がうつ状態なのはわかっているし、見苦しいことは自覚しているので。

友人たちも、私からパタリと連絡が途絶えたので、

一体どうしたんだろうと思っていたと思います。

 

それどころか、人目を避けるようになります。

 

母親に無理やり連れ出されて、

子供と一緒に公園などに行ったのですが、

 

誰か知り合いに会うのではないか

 

こんな風に地元にいるところを見られたくない

 

と、公園に着いて早々帰りたいと主張したこともあります。

 

これにはさすがにうつに対して耐性のある母も嘆いていました。

 

育児もやる気が起きない

子供に早く会いたくて、

お世話をしたくて急いで退院してきたはずなのに、

子供に対する感情が「無」になりました。

 

目が見えないくてミルクづくりもおむつ替えも出来ないし、

重くて重くて抱っこも出来ない。

家族の皆さん、お願いします。

 

この子供に対する感情については、

後の記事で詳しく述べますね。

 

嬉しい・楽しいなどポジティブな感情が失われる

 

この状態になると、患者の世界からは鮮やかな色が失われます。

世界が灰色がかって見えるような感覚です。

 

物事に対する興味や、楽しい・嬉しいという感情が失われます。

 

私の場合、例えば大好きなL'Arc〜en〜Cielにも興味を示さなくなります。

メールをチェックすることもしなくなるので、

ライブ情報などにとてもとてもアクセスできません。

 

例えその情報を目にしたとしても、

行きたい!と思ったり、チケットを申し込もう!

と行動したり出来なくなるんです。

 

ファンクラブの更新手続きも出来ませんでした。

これは、通常の状態から比べるととても異常な状態です。

 

皆さんも、自分が一番好きなもの、

一番の趣味に置き換えてみてください。

 

趣味、ということでいうと、

私の場合、それによって自分を責めました。

 

私は海外旅行が好きなのですが、

お金もないくせに海外旅行ばっかり行っているから

バチが当たったんだ、とか。

うつの人ってこういうことばかり考えるようになります。

病的に自責の念に駆られるんですよ。

 

 続きます。

 

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